据付上の注意・推奨事項 [消防評定仕様]地上型フートバルブ
メンテナンスを容易にしたり、故障を予防したりするため、地上型フートバルブとポンプの取扱 説明書をよくお読み頂き、下記にも注意して据え付けを行ってください。
- ポンプの二次側(吐出側)には、必ず逆止弁を設置してください。
- 地上型フートバルブとポンプ間の配管長さは、管径の 5 倍以上にしてください。
- メンテナンスのために上部には 1H 以上、周囲にも充分な作業空間を設けてください。
- 落水防止のため、地上型フートバルブの一次側配管の気密性を確保してください。
- フランジなどの接続部に荷重がかからないように配管を支えてください。
- 液槽から異物を吸入する可能性がある場合は、ストレーナーを設置してください。※
- 凍結の恐れがある場合は、水抜きやヒーターなどで凍結を防止してください。
- 材質の異なる金属を接続する場合は、腐食を防止するために絶縁してださい。
- 速やかなメンテナンスのため、可能であれば弁体弁座ユニットの予備を備えてください。
- 空気抜き弁や残圧抜き弁は、必要に応じて設けてください。
- その他の据付に関する注意は、ポンプの取扱説明書の指示、指定に従ってください。
- 地上型フートバルブの取り扱いに関しては、取扱説明書をお読みください。
- 消防評定品は、附属の圧力スイッチと小型警報盤の取り付け(計装工事)が必要です。
図. 地上型フートバルブの据付例
※ ストレーナーは、地上型フートバルブの一次側フランジと配管の接続フランジ間、または管の下端、あるいは両方に 装着してください。下端に装着する場合はフランジ(JIS 10K)が必要です。
消防評定品(ストレーナーは 2 枚付属)は、両方のストレーナーを装着する必要があります。